狸小路3・4丁目に地下歩道をという発想から始まった。

さっぽろ地下街は、冬季オリンピック開催と地下鉄建設を機に国際都市をめざす“札幌の新しい顔”として産声をあげました。総面積は4万500平方メートル、ショップ数は150余店。40店近い本州の一流店が一挙に進出し地元出店者と同居するのは、札幌商業界始まって以来のことでした。

札幌流通戦争など押し寄せる新しい時代の波。

東急百貨店、松坂屋、パルコなどが次々に都心部に進出してきた“札幌流通戦争”を背景に、さっぽろ地下街では10周年リフレッシュ事業に着手。エントランスや広場の演出、また10年間使用してきたマークやロゴタイプ、ショッピングバッグのデザインも一新しました。

時代の転換点で迎えた20周年記念事業。

札幌駅前ゾーンでは五番館SEIBUやパセオのオープンが相次ぎ、話題を集めました。さっぽろ地下街でも20周年を機に、総工費14億6千万円をかけて活性化のためのハードリニューアルを実現。さらに地下街コミュニケーションマークを一新しました。

開業30周年を迎え、「人にやさしい」地下街へ。

開業30周年を迎え、さっぽろ地下街はこの年「札幌地下街30周年リニューアルプログラム」を作成。公共性の高い都市空間として、バリアフリー・歩行者ネットワーク・公共広場の3つの視点から改善を進め、よりいっそう“人にやさしい地下街”へと進化しました。

ポイントクラブ1周年記念セレモニー

命名者を招いて公募で決定したキャラクター名を発表。